12月

12月30日
 明日が大晦日となりました。6月に起業して半年が経ちましたが、何とか離陸できたという感じです。これまでは何となく大会社の一社員として、会社に守られて仕事をしていましたが、今は自分がお客様とお客様の会社、そして自分の会社に直に向き合って仕事している感覚に変わりました。社長と言われてもまだピンと来ませんが、経営という新しいストレスが生じても、今まであった色々なストレスが無くなったので、社長業も悪くないねと思います。また会社はとっても小さくなりましたが、これまでのお客様、そして取引業者の方々が以前とまったく変わらず対応して頂けることに大変感謝しております。

さて、先週末に法事で実家に戻りましたところ、親戚の方よりお菓子を頂きまして、それがとても美味しかったので、ご紹介いたします。滋賀県大津市にある和菓子の叶匠寿庵さんです。頂いたのは栗山家という栗の菓子で、栗の甘露煮一個丸々を、こし餡の羊羹生地で包んだ物で、あっという間に食べてしまったので空箱の写真しかありません。羊羹生地がまるで寒天のように弾力があり、羊羹の食感ではありません。その羊羹生地があまり甘くなく、中の甘露煮の品の良い甘さを引き出しています。これは旨いです。他の菓子も美味しそうなので、そのうちネットで取り寄せてみたいと思います。

皆様良いお年を。来年は戦争が無いよい年になりますように。

12月21日
 年の瀬も迫り、ここ数日急に寒くなりました。慌ただしい師走ですが、数年前に年賀状終いを宣言したので、年末も家では少しゆっくり過ごせます。十年以上会っていない(もう多分一生会わない)人に年賀状を書く(一言コメント、近況を書く)のは、ちょっと苦痛ですよね。昨年頂いた年賀状での問いかけを1年越しに答えたりして。先方もそうかもしれませんが。年賀状やめたら、こんなに楽なんだと思いました。

さて、毎年この時期になると、事務所がある山の麓にある、石作神社の周囲の田んぼのあぜ道や道路横に、無数のノボリが等間隔に立ちます。写真はごく一部で、かなり広範囲の道にこれでもかとノボリが立ってます。

道路突き当たりの大きな森が神社ですが、ノボリが風で文字が裏返ってしまっています。石作(いしつくり)神社周辺の住所は、岩作**と言いますが、岩作は「いわつくり」ではなく「やざこ」と読みます。1月1日午前0時にいろいろ盛大な神事があるようですが、まだ行ったことがありません。大きく立派な神社ですが、平日はほとんど人がいない、とても静かな神社です。(写真をクリックすると神社のHPに移動します。)

12月1日
 本日、ザザシティ浜松中央館B1F、FUSEで行われた光産業創成大学院大学主催の高性能レーザー加工のワークショップ(午後の第2部)において、参加者の方々にFIT式ビームプロファイラの紹介をさせていただきました。長谷川先生はじめ、スタッフの方々ご苦労様でございました。またデモをご希望の方、ご連絡をお待ちしております。(現場写真撮り忘れました。お腹が空いていたからではありません)

 さて、15時過ぎに会場を後にいたしまして帰路寄りましたのが、浜松遠鉄百貨店本館8階の炭焼きハンバーグで有名な「さわやか」さんです。お昼ご飯は抜いて参りましたので、15時過ぎですがお腹はペコペコです。実は「さわやか」さんは以前、掛川で超長蛇の列に玉砕して食べられておらず、浜松でリベンジとなります。入念な情報収集の結果、平日の16時頃であれば待ち時間なしとのこと。実際に行ってみると、まだ15時過ぎですが、店外での列は無く、待ち時間10分ということでした。早速発券機の前に行きましたが、券売機横の「ランチメニューは終了しました」との札で、もう喫茶メニューしか無いのかと、ちょっと泣きそうになって立ちすくんでしまいました。するとスタッフの女性が飛んできて、セットメニューは終わりましたが、単品でハンバーグ等頼めますとのことでした。(手が空いているときは、スタッフが待ち時間を伝え、発券機を押してくれます。)

席について、もちろん一番人気のげんこつハンバーグ(普通サイズ)+オニオンソースを注文、フレッシュサラダと、また寒かったのでホットゆずジンジャーも。飲み物を頼むとスタッフがポケットから小さなコップを出してきて、大きな声で乾杯をしてくれます。サービス満点です。

待ちながら、食べ方の学習です。跳ねるソースで服が汚れないようにマットではねをカバー?マットってこの紙?あっ、紙の手前の両隅に持ち手と書いてありました。
10分程でしょうか、鉄板に乗った、げんこつハンバーグが運ばれてきて、目の前で半分にカット、中はかなり赤いです(注文の際に焼き方を聞かれます)。そしてその半球状のハンバーグの赤い断面を下にして、ナイフとフォークでスタッフさんの渾身の力で、体重をかけてハンバーグを鉄板にジュウジュウ押しつけます。もちろん私はマットを持ち上げて跳ねを防ぎますが、かなり長い時間押しつけているように思えました。その結果、半球状だったハンバーグは下の写真のように普通の2つの楕円形になります。(さわやかさんのHPに動画が出ていましたね、後で気がつきました。)オニオンソースをかけて完成、ソースが跳ねなくなったら頂きます。マットの紙が相当汚れています。

口に入れた食感はかなり固いというか、噛み応えがあるというか、まだ中は赤いのですが強く押しつけたせいでしょうか。最近流行の肉汁じゅうじゅうの軟弱なハンバーグとはまったく違います。肉の味はそれほど香辛料が効いておらず、あっさりしています。さわやかな味ですね。(しまった!うっかり岩塩をかけるのを忘れた、また行かないと)中は赤いのですが、半生のような臭みはまったくありません。赤身が気になる人には、追加で加熱してもらえるようです。他にもいろいろ声をかけてくれ、スタッフのお客への細かい気の使い様は本当に感心しました。気持ちよく、さわやかな気持ちでお店を後にしました。

(補足)
中部地区には名古屋発祥のステーキハウス「ブロンコビリー」というお店が街道沿いにたくさんあって、実は今まで1回しか行ったことが無いのですが、先日たまたまテレビを見ていて、そこの一番人気である「がんこハンバーグ」というのが、さわやかの「げんこつハンバーグ」と非常によく似ていることにびっくりしました。客さんの目の前で半分に切って上から抑える、炭焼き、岩塩で食べるなどです。牛肉の品質へのこだわりは両者かなりのものですが、ブロンコビリーはつなぎを一切使っていないということです。ハンバーグを上から抑える力はさわやかに軍配ですね。

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